クレーン操作にて危険なこと

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クレーン操作にて危険なこと

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2017/05/26 クレーン操作にて危険なこと

クレーンは技術の進歩にともない大容量化、高能率化が進んでおり、活動範囲がより幅広くなっています。ただし、重量物や大型物を運ぶため、ちょっとした油断から災害につながる危険性もあります。クレーンオペレーターは、安全に作業を行えるように、危険なことは避けなければいけません。クレーンなど安全規則でも細かく決められています。

 

荷物をつり下げたまま、その場を離れる

荷物をつり下げたまま、その場を離れると風で荷物が揺れたり、荷物がズレてしまい、事故につながる可能性があります。また、長時間に亘りつり荷に負荷がかかっていると、クレーンやクランプ、つり治具がダメージを受け、重さに耐えられなくなります。トイレなどやむを得ずその場を離れる場合は、クレーンオペレーターは一旦荷物を下におろし、安全を確認した上で離れるようにしましょう。荷物をつり下げることは、落下する危険性がいつでも潜んでいることを認識することが大切です。

 

無理に荷物の引き寄せ、斜め引きを行う

無理に荷物を引き寄せたり、斜め引きを行ったりすると、荷物と地面の間に摩擦が加わり、重さがより増します。そのため、ブームを曲げる・地切りをする瞬間に荷物が内側に揺れてしまい、周囲にいる人や車に衝突する可能性があります。また、重さで揺れが大きくなると勢いが増してしまい、自分側に荷物が衝突する危険性も潜んでいます。定格荷重内でスムーズに巻き上げられる位置にクレーンを設置するようにしましょう。

 

人をつり荷に乗せる、他者の頭上をつり荷を通過させる

クレーンは荷物を運搬する機械ですので、やむを得ない場合を除いて人をつり荷に乗せるのは禁止です。つり荷に人を乗せた場合、風で揺れると安定していないため、転落や落下の危険性があります。また、クレーン作業を行う時に他者の頭上をつり荷が通過すると、落下などの危険性もありますし、作業者が立ち上がった時に衝突する可能性があります。クレーンを移動させる時は、人がいないことを確認して作業を行うようにしましょう。

 

強風時にクレーン操作を行う

屋外に設置されたクレーンを強風時に使用すると、つり荷に揺れや回転が起こったり、定格荷重内であっても風圧で荷重が増し、定格荷重を超えたりする可能性があります。そうなると自身に危険が及ぶことはもちろん、周囲を巻き込んだ事故が起きる危険が潜んでいます。10分間の平均風速が10m/s以上の風が吹いている場合は、作業の中止が必要です。

 

 

 

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