クレーン運転における重要な合図

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クレーン運転における重要な合図

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2017/05/26 クレーン運転における重要な合図

クレーンを用いた作業を行う場合は、クレーンオペレーターに合図を行う人物を指名し、その人物の合図をよく聞きながら操縦をする必要があります。合図は安全のために欠かせないものであり、クレーンオペレーターとして働く以上覚えておくことが大切です。クレーンにおける重要な合図が以下の通りです。

 

手を用いた合図

手を用いた合図は多くの現場で広く利用されています。手を用いた合図の基本動作は以下の通りです。

 

呼び出し

合図を行う人物がクレーンを呼び出す場合は、まず片手を上に高く上げて、それから来て欲しい位置を指で指し示します。

 

巻き上げ・巻き下げ

巻き上げの場合は、片手を上方向に上げてまるで円を描くように腕を回すか、あるいは手の平を上に向けつつ、上方に腕を振ります。巻き下げの場合は、巻き上げの時とは逆に手の平を下に向けて、下方に腕を振ります。

 

ジブ上げ・下げ

ジブを上げる際は、親指を上方向に突き上げます。逆に下げる場合は、親指を下方向に突き下げます。どちらの動作も親指以外の指は握った状態で行います。

 

微動・停止・急停止

微動の場合は、小指を使って微動を指示した後に、それぞれの合図を出します。停止の場合は手の平を高く上げて指示を出し、急停止の場合は両手を上方向に上げて腕を左右に激しく振ります。

 

声を用いた合図

見通しの良くない場所や高所での作業をする場合、手を用いた合図だけでは指示が伝わらない場合があります。そのような時に用いられることが多いのが声による合図です。

 

フックの巻き上げ・巻き下げ

フックの巻き上げの場合は「ゴーヘッド」あるいは「巻いて」といいます。逆に巻き下げの場合は、「スラー」あるいは「下げて」といいます。

 

ジブの上げ・下げ

ジブの上げを指示する場合は、「オヤゴーヘイ」あるいは「起こして」といい、ジブの下げを指示する場合は、「オヤスラー」あるいは「倒して」といいます。

 

 

クレーンオペレーターの講習を受けるなら

上記でご紹介した合図はあくまで基本であり、旗や笛を用いた合図もあります。より詳しい合図を学びたい方は、本校の講習を受けにいらしてください。本校ではクレーンオペレーターの講習を行っています。運転講習や操作講習、作業講習、実技講習、学科講習など、充実した講習を受けられます。

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